三田

  • 印刷
つやつやした濃い緑が特徴=三田市上本庄
拡大
つやつやした濃い緑が特徴=三田市上本庄
ピーマンがまっすぐに並んだ尾栢さんの畑=三田市上本庄
拡大
ピーマンがまっすぐに並んだ尾栢さんの畑=三田市上本庄
手作業での袋詰めにこだわる三田ピーマン=三田市上本庄
拡大
手作業での袋詰めにこだわる三田ピーマン=三田市上本庄
生産者が出荷基準を確認する「目慣らし会」=三田市川除
拡大
生産者が出荷基準を確認する「目慣らし会」=三田市川除

 兵庫県三田市の特産「三田ピーマン」の出荷が始まった。つやのある深い緑と、苦みが少なく子どもも食べやすいのが特徴で、市内の学校給食でも提供されている。出荷本番になる8月を前に、パスカルさんだ一番館(川除)に生産者が集まり、形や大きさなど出荷の基準を共有する「目慣らし会」を開いた。(喜田美咲)

 三田ピーマンは市内27の農家が計約2・6ヘクタールで育てている。張りのある実を育てるには、日中に光合成で蓄えた栄養を行き渡らせるために夜に大きく気温が下がる必要があり、昼夜の寒暖差がある三田の気候は生育に適しているという。

 収穫されたピーマンを各農家が手作業で袋詰めするのも特長。手間は掛かるが、形を見ながら互い違いに隙間なく入れることで、市場や量販店に運ぶ際、揺れて傷付くのを最小限にとどめている。

 目慣らし会では、大きさや実の曲がり具合で異なる販売方法や出荷方法について確認し合った。

 「畑を荒らすうり坊との戦いは続くが、今年は病気も少なく上々のでき」と話すのは、三田ピーマン部会長の尾栢(おがや)稔さん(58)。上本庄の山あいにある4千平方メートルの畑で2800本の苗を育てる。1月末に種をまいて苗を育て、5月初旬に定植。5月下旬から11月の霜が降りる前まで収穫できるといい、枝を整えながら肥料の管理などに目を配る。ツナとあえた「無限ピーマン」や、納豆とピーマンの炒め物がお薦めの食べ方という。

 三田のピーマン農家は昭和40年代、100軒以上まで増えたが、農業離れで徐々に減少。約10年前には十数軒にまで落ち込んだ。しかし、単価が安定してきたことや露地で栽培できるため初期投資が高くないこと、規模が拡大しやすいことなどで新たに始める人が増えつつあるという。尾栢さんのもとにも就農を志す若者が手伝いに来ているといい、「これからどんどん三田ピーマンを盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

 パスカルさんだ一番館では、1袋約150グラムを100~150円で販売している。同館TEL079・563・7744

三田
三田の最新
もっと見る
 

天気(9月21日)

  • 29℃
  • ---℃
  • 20%

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 30℃
  • ---℃
  • 20%

  • 29℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ