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フラワータウンの街並み=2019年2月撮影(三田市提供)
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フラワータウンの街並み=2019年2月撮影(三田市提供)

 街開きから約40年を迎えたフラワータウンで、中古住宅を活用した移住促進事業が始まった。兵庫県三田市内のニュータウンで最も早く入居を開始しており、住民の高齢化による「オールドタウン化」の問題に直面している。今後、市場に流通していない「隠れ空き家」を調査し、持ち主らに利活用を促す。女性や子育て世代の視点での提案も行う。(土井秀人)

 市を挙げて取り組む「フラワータウン リボーン(再生)プロジェクト」の一環。フラワータウンは1982年に街開きし、現在約2万人が暮らす。高齢化率は30・0%で、市全体の26・1%より高い。

 事業は市と連携協定を結んだNPO法人「兵庫空き家相談センター」(宝塚市)などが行い、国土交通省の助成を受けた。

 隠れ空き家の調査は関西学院大学の学生らが協力し、地域内を目視で調査。空き家であっても売りに出ていない場合、登記簿上の所有者に連絡して利活用などを呼び掛ける。

 高齢世帯が所有しているが、子どもが独立して帰ってくる見込みのない家などは「空き家予備軍」と定義。市の福祉部門などと連携し、将来に備えるための相談会といった取り組みを紹介する。

 また、売り手、買い手に対してファイナンシャル・プランナーが無料で将来設計を提案。老後の住み替えや住宅ローンを組んだ際の資金的見通しなどの相談に乗る。

 市内在住の母親らでつくるNPO法人「ミラクルウィッシュ」も参加。女性や若い世代、子育て世代が生活しやすく、活躍できるフラワータウンを提案していく。

    ◇

 市は「リボーンプロジェクト」と銘打ち、本年度からフラワータウン再生に向けた取り組みを本格化させた。

 プロジェクトでは、目指すべき将来像などを示す「再生ビジョン(仮称)」を作る。7月に推進協議会の初回会合を開き、有識者や住民代表、ニュータウン開発に関わった機関の担当者など16人の委員が議論を始めた。9月中にも住民の意識調査を行い、生活実態を分析。本年度中のビジョン策定を目指す。

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