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鳥類標本を紹介する布野隆之研究員=三田市弥生が丘6
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鳥類標本を紹介する布野隆之研究員=三田市弥生が丘6
イカル 堅い種子を割るためのイカルの太いくちばし
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イカル 堅い種子を割るためのイカルの太いくちばし
ヒヨドリ 果実や昆虫をつまむ、細長いヒヨドリのくちばし
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ヒヨドリ 果実や昆虫をつまむ、細長いヒヨドリのくちばし
チュウシャクシギ エサがいる巣穴に突っ込むため、さらに細長くなっているチュウシャクシギのくちばし
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チュウシャクシギ エサがいる巣穴に突っ込むため、さらに細長くなっているチュウシャクシギのくちばし

 身近な鳥の標本を集めた企画展示が、県立人と自然の博物館(兵庫県三田市弥生が丘6)のひとはくサロンで開かれている。全部で約190点あり、細長いくちばしや鋭い爪、色鮮やかな目などを楽しむことができる。9月12日まで。(小森有喜)

 同館の鳥類標本のコレクションは約2万点あり、国内トップクラス。今回は展示などを目的として精巧につくられた「本剥製」を中心に並べているが、調査や研究で使われる「仮剥製」、スズメやムクドリの卵の標本といった珍しいものもある。

 「見比べることで鳥ごとの特徴が分かるはず」と布野隆之研究員(44)。観察ポイントは大きく分けてくちばし、爪、目、足の四つあるという。例えばくちばしを見ると、堅い種子を割るイカルやスズメなどは太く短い一方、干潟に生息するチュウシャクシギはカニの巣穴にくちばしを突っ込んでついばむため、細長くなっている。

 「獲物が痛みを感じる前に仕留める」といわれるタカやフクロウの爪は非常に鋭く、間近で見ると迫力満点。豆腐に箸が刺さるようにするりと獲物を突き刺し、大人1人の力では引き剥がせないほどの力でがっちりとつかむという。

 あまり注目されないが鳥類は目にも特徴がある。タカは黄・オレンジ色、ハトは赤色、サギは黄色-など。普段は水面下にあり、見えない部分の特色としては、カモが指先まで水かきが付いている一方、一回り小さいカイツブリは指の周囲にだけ水かきがあり、ヤツデの葉のようなつくりになっている。

 布野さんは「鳥は普段から目にしているようで、止まっている姿をじっと観察できる機会はめったにない。間近で楽しんでほしい」と話す。午前10時~午後5時。月曜休館。同館TEL079・559・2001

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