太平洋戦争後に絶滅の危機から復活したアサガオの原種「江戸アサガオ」が、兵庫県三田市加茂の加茂神社で見頃を迎えている。新型コロナウイルス禍の地域を元気づけようと昨年から育て始め、今春には採れた種を地域内の全180戸に配布した。花が広がるように、住民らの笑顔が咲くことを祈る。(喜田美咲)
藍でシルクを染めたような淡い水色の花や、濃い青に水色の斑点が入った銀河のような花。形も、ユリのような形をしたものや花びらが複数枚に分かれたものなどさまざま。そんな突然変異が起こることから、別名「変化アサガオ」とも呼ばれる。
地域では感染拡大以降、外出を控えてか参拝者が減り、境内に多くの住民が集まる秋祭りも2年連続の中止を決めた。戦後、愛好家らの努力で復活を遂げた物語にあやかり、コロナ禍を克服したいと、橋本隆之宮司(69)が総代らと協力して江戸アサガオを育てている。
江戸アサガオは西洋アサガオより栽培するのが難しく、爪切りなどで種を傷つけて発芽させる。今年は5月末に種をまき、6月初旬から発芽。7月末に咲き始めた。
8月の長雨や急な気温低下の影響で、花数が少なく、花びらも小さくなっているが、昨年には見られなかった色も咲いたという。橋本宮司は「生き物を育てるのは根気がいるねえ」としみじみ話すが、違った形のアサガオが咲くたび、会員制交流サイト(SNS)で紹介するなど、すっかりとりこになっているもようだ。
5月には、昨年採れた種に育て方を書いた紙をつけ、地域内に配った。「へそという白い部分は傷つけないように気をつけて」「気温の低い時期に慌ててまくのは禁物です」などと記したといい、「庭先で育ててくれている家を見つけるとうれしい」と橋本宮司。現在、約50戸が栽培に取り組んでいる。10月末ごろまでは咲き続けると予想しており、できた種は希望者にお裾分けする予定だ。
加茂神社TEL079・567・1062

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