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リオデジャネイロ・パラリンピック女子400メートル(脳性まひT34=車いす使用)決勝でゴールする北浦さん(共同)
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リオデジャネイロ・パラリンピック女子400メートル(脳性まひT34=車いす使用)決勝でゴールする北浦さん(共同)
パラリンピック・パリ大会出場を目指す車いす陸上の北浦春香さん=三田市
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パラリンピック・パリ大会出場を目指す車いす陸上の北浦春香さん=三田市

 兵庫県三田市在住で車いす陸上選手の北浦春香さん(29)=インテージホールディングス=が、2024年のパラリンピック・パリ大会を目指し、商業施設「フローラ88」(弥生が丘1)で練習を続けている。競技人生の集大成と位置づけていた今夏の東京大会は選考から漏れたが、再び世界を目指すことを決意。これまで練習場所を無償提供してきた同施設の運営会社は支援を続け、北浦さんの挑戦を後押しする。(小森有喜)

 脳性まひで生まれつき両手足が不自由な北浦さん。小学生で参加した障害者スポーツの催しで車いす陸上に出合い、八景中時代に本格的に競技を開始。20歳で出場したパラリンピックの12年ロンドン大会では100メートル、200メートルに出場。16年リオ大会では、100メートルで7位入賞。400メートルでは6位に入り、アジア記録も更新した。

 フローラ88は北浦さんの自宅近くにあり、運営会社「北摂コミュニティ開発センター」が力になりたいと、19年春から施設の一室を練習のために無償で貸し出してきた。期間は東京パラ大会が終わるまでを予定していたが、競技継続の意向を受けて、延長を決めた。

 北浦さんは室内に走行練習ができる専用器具を設置。より強く車輪を押し出すため筋力トレーニングにも力を入れ、ベンチプレスは60キロを上げる。「新型コロナウイルス禍で利用が制限される公共施設も多い。いつでも使える場所があるのは本当にありがたい」と話す。

 3大会連続出場を目指した今夏の東京パラリンピックは、惜しくも代表の枠に入れなかった。大会が始まると、「ここにいるはずだったのに」と複雑な心境でテレビ画面を見つめた。

 引退も考えていたが、「このまま終わるわけにはいかない」と、現役継続を決意。22年夏には神戸市で「世界パラ陸上競技選手権大会」が開催され、その2年後にはパラリンピック・パリ大会が控える。

 「支えてくれる人たちのためにも全力を尽くしたい」。3回目のパラ出場に照準を合わせ、練習を続けている。

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