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愛好家の丹羽建蔵さん=三田市三田町
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愛好家の丹羽建蔵さん=三田市三田町
天岡均一作のライオン像=大阪市中央区北浜(丹羽建蔵さん提供)
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天岡均一作のライオン像=大阪市中央区北浜(丹羽建蔵さん提供)
金剛力士像
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金剛力士像

 兵庫県三田市出身で、大阪・難波橋のライオン像で知られる明治・大正期の彫刻家、天岡均一(あまおかきんいち)(1875~1924年)について学ぶ講演がこのほど、さんだ市民センター(三田町)で開かれた。シニア世代が学ぶ「さんだ生涯学習カレッジ」の一環。市内在住で、これまで回顧展の企画などにも携わってきた愛好家の丹羽(にわ)建蔵さん(77)が登壇した。

 天岡は三田市屋敷町出身。東京美術学校(現東京芸術大学)で高村光雲らに師事し、卒業後は大阪を拠点に活動した。皇室への献上品も手掛けた。

 ライオン像は大阪市長の依頼で制作。堂島川と土佐堀川にかかる難波橋の南北で、「阿吽(あうん)」の一対、計4体の石像が現存する。当時は橋が神社の参道に位置しており、こま犬のような役割を持たせるため阿吽にしたとの説もある。

 天岡は数多くの屋外彫刻を手掛けたが、大半は戦中の金属供出のため取り壊された。49歳で急逝したこともあり遺作は少ないが、近年、個人のコレクションや骨董(こっとう)品店から作品が見つかるケースも少なくない。丹羽さんは没後100年を前に情報を集めているといい「もし作品が見つかれば情報を寄せてほしい」と呼び掛けている。(小森有喜)

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