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米や備蓄食材を受け取る学生ら=三田市役所(市提供)
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米や備蓄食材を受け取る学生ら=三田市役所(市提供)

 兵庫県三田市とNPO法人「場とつながりの研究センター」(三田市三田町)はこのほど、新型コロナウイルスの影響で困窮している1人暮らしの学生に、米や災害備蓄食材を無料配布した。市役所本庁舎で行ったところ、想定を大幅に超える236人が訪れた。(土井秀人)

 市内には関西学院大学神戸三田キャンパス、湊川短期大学、神戸医療福祉専門学校三田校-があり、市は1人暮らしの学生が約1400人いると推測。市内のアルバイトは飲食店が中心のため、学生は新型コロナの休業などで大きな影響を受けた。

 苦境を訴える学生の声は市も把握しており、「1日の食費を200~300円に抑えるため昼食を抜いている」「バス代節約のため三田駅近くの下宿から関学まで自転車で通っている」などがあった。実家からの仕送り額も減少傾向にあり、市若者のまちづくり課は「『自助』だけでなく、まちぐるみの支えが必要」とする。

 そのため11月5~7日、米3キロや災害備蓄食材などを配った。米は農家やNPO法人が寄付し、備蓄食材は市の管理期限切れ間近のものを利用。また、「フードバンク関西」(神戸市東灘区)がレトルト食品を提供した。当初は100人を想定していたため、米が足りなくなり、改めて調達後に渡すという。

 市は訪れた全学生にアンケートと聞き取り調査を実施し、困窮状況を把握。学生からは「学校がリモート授業のため人とつながりが持てず、話を聞いてもらえてうれしい」などの声も寄せられたという。

 市の担当者は「生活と学びの両立が困難な学生が一定数いる。食材だけでなく人とのつながりの部分でも、NPOと連携して継続的に支援していきたい」とした。

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