「社会情報デザイン」という言葉を聞いてどのようなイメージを持つでしょうか。デザインというキーワードから絵画や建築を連想するかもしれません。しかし、ここでのデザインとは「設計・企画」に近い意味を持ちます。社会に溢れる膨大で多様な情報をどのように束ねて共有し活用するかという問題は、急速に進みつつある情報化社会における重要な問題です。
情報を調べたり疑問点を解消したりするためにウェブ検索エンジンが日常的に使用されています。また、オンライン・ショッピングサイトなどで、「この商品を買った人はこちらの商品も買っています」というフレーズで推薦機能が提供されています。現在のウェブサービスや会員制交流サイト(SNS)はかなり使い勝手が良く、問題なく使用できると考えられますが、本当にそうでしょうか。もっと便利に、より使いやすくする方法はないでしょうか。検索エンジンでは、テキストや画像、動画、地図、交通情報あるいは料理レシピなどさまざまなコンテンツが検索の対象となっており、通常は検索窓と呼ばれる欄にキーワードを入力することで欲しい情報を取得できますが、他の検索手法はないでしょうか。
研究室では、異なる種類のコンテンツやメディアを横断(クロスメディア)した検索方法について検討しています。写真①は料理レシピの検索の際に、料理のカテゴリ名や材料名を入力する代わりに、レシピの色情報を分析して3次元表示(彩度・明度・色相)し、視点や大きさを変えることで色情報から料理レシピを検索する実験システムの画面例です。この実験から、色情報と料理タイトルの間には関係性があることが分かりました。例えば、写真②は、「おもてなし」、「田舎風」とタイトルを付けられた料理(サラダ)の画像の分析結果です。この結果より、「田舎風」レシピは茶色系が多く、「おもてなし」レシピは明るい色の画像が多いことが分かります。このように、文字であるテキスト情報と視覚的な色情報の関連性を上手く利用することで、文字だけではなく色情報などのマルチメディア・データも利用して検索することが可能となります。
一方、情報の信頼性・信憑性についても検討する必要があります。Webでは手軽に情報を配信したり、取得したりすることが可能ですが、その情報を利用する際には充分に検証してから使用する必要があります。フェイクニュースなどの悪意のある情報だけでなく、情報提供側と利用者側の意図の違いから問題が起こることもあります。例えば、道案内や店舗広告などに付いている略地図についても、その地理的正確性については検証の必要があります。情報提供側は道に迷わないように、あるいは店舗が目立つように略地図を描きます。しかし、地図を単純化(デフォルメ)しすぎることにより縮尺や方向が本来の位置関係とずれたり、自分の店を強調するためにライバル店舗を省略することにより利用者が混乱したりするなど、不都合が起こる場合があります。
このような情報化社会の諸問題に取り組むために、大学内に「社会情報学研究センター」を設置し、IT企業や国内外の大学と連携してさまざまな角度からウェブやソーシャルメディアの在り方について検討を行っています。

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