三田

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バナナボートに乗ったサルのからくり人形
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バナナボートに乗ったサルのからくり人形
マグネット付きのボトルに王冠をくっつけて遊ぶ「サボールコーラ」
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マグネット付きのボトルに王冠をくっつけて遊ぶ「サボールコーラ」
有馬サイダーのボトルを使ったサッカーゲーム
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有馬サイダーのボトルを使ったサッカーゲーム
たこ焼きを取り合うゲーム
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たこ焼きを取り合うゲーム

 年末年始は「有馬で遊びまSHOW! 原田和明展」と称して、温泉街や有馬玩具博物館でからくり人形作家の原田さんの作品展が開かれています。

 からくり人形のルーツは平安時代の傀儡子(くぐつし)(人形遣い)にさかのぼります。室町以降、西宮神社周辺には傀儡子の集団が住んでいました。江戸時代になるとこつぜんと姿を消し、淡路島に移り住みます。そして「人形浄瑠璃」が生まれました。

 人形浄瑠璃は屋外で演じられていましたが、大阪では屋内で演じる「文楽」へと発展しました。明治に入り、神戸で西洋文化が花開きます。人々の娯楽の中心が人形浄瑠璃から無声映画へと変わっていきました。

 そうすると人形浄瑠璃の人形を作っていた人たちは職を失い、神戸の長田に移りました。そして人形浄瑠璃の頭(かしら)の目や口を動かす技術を生かして、からくり人形の「神戸人形」を誕生させたのです。

 神戸人形は外国人の土産として販売されました。また、長田に能面を彫る技術を学びに来たイギリス人男性が、人形浄瑠璃の頭の動きに魅せられ、仕組みも学んで本国に帰りました。

 ある時、彼のもとに人形劇映画の製作依頼が舞い込みました。その映画の人形の動きは人形浄瑠璃そのものなのです。その映画こそ「サンダーバード」。国際救助隊の物語です。日本古来の人形が世界的な映画になったのです。

 日本ではからくり人形というと「茶運び人形」などが有名ですが、人形を動かす仕組みを見せないで人間のような動きを見せます。

 しかし現代のからくり人形は動く仕組みと、人形の動きを同時に見せるようになっています。制作には、メカニカルとアートの両方の能力が必要とされます。そのため、世界中でもからくり人形作家は非常に少ないのです。

 原田さんは日本を代表するからくり人形作家で、有馬温泉観光案内所を皮切りに、5店舗で作品を展示しています。温泉街を回りながら楽しんでいただけるようにしています。そして有馬玩具博物館では、からくり人形の展示のほか、有馬温泉にちなんだゲームも用意しております。例えば有馬のコーラにちなんだゲーム。人気の明石焼きにちなんだゲームなど、大人も子供も楽しんでいただけます。

 年末年始は「有馬で遊びまSHOW!」。1月20日まで開催しております。

(有馬温泉観光協会)

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