兵庫県三田市が使わなくなった15メートル級はしご車をインターネットオークションに出品している。最低価格は30万円で、落札すれば一般の人でもオーナーになれる。ただ、これはあくまで開始時の価格で、実際はもっと高額で落札されるケースが多い。市は2012年以降に救急車など計22台の公用車を出品。売却総額は2387万6711円に上り、10倍以上の値が付いた車両もある。(土井秀人)
救助工作車、除雪車、ごみ収集車…。自治体など行政機関が出品するオークションサイトには、子どもたちに人気の「働く車」がずらりと並ぶ。
三田市も更新などで不要となった公用車を出品。軽乗用車などは下取りに出しているため、特殊な車両に限っている。最低価格は担当課が市場調査などを基に決めるが、落札してもらえるよう低めの設定だ。市契約検査課の担当者は「特殊な車両は市場に出ることが少なく、高値となる傾向にある。売却額は市の収入となるのでありがたい」とする。
これまでの最高落札額は16年に出品した大型特殊車両の「ショベル・ローダ」で、県外の事業者が250万1円で落札した。最低価格は30万円で、29件の入札があったという。
もともとは市が1990年に約639万円で購入し、土のうをダンプに積み込む作業などに使っていた。工事現場などで酷使される同種の車両に比べて稼働時間が大幅に少なかったため、購入から26年がたっても高値となったとみられる。
直近では昨年11月に市消防本部の救急車を最低価格10万円で出品したところ、101万円で医療機関が落札した。2009年に約2800万円で購入した車両で走行距離は約18万キロ。担当者は「救急車やはしご車は新車だとかなり高額なため、事業者が落札して使っているようだ」とする。実際、19年に出品した50メートル級のはしご車は、島根県の建設業者が165万円で落札(最低価格は30万円)。市が1996年に購入した際の価格は約1億5800万円だった。
一方、さほど高く売れなかったのが、市長公用車だった日産「シーマ」だ。98年式で走行距離は約18万キロ。2016年に最低価格10万円で出品したところ、13万8888円で落札された。
今回のはしご車は「KSI官公庁オークション」に出品。1999年に新車登録しており、購入価格は約6941万円だった。走行距離は約1万500キロで、火災などの出動は少なく訓練や啓発イベントを中心に使われてきたという。入札期間は2月22日~3月1日。果たしていくらで落札されるのか。
入札参加には2月8日午後2時までにオークションサイトで仮申し込みが必要。市契約検査課TEL079・559・5019

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