兵庫県三田市は、子宮頸(けい)がんを予防するワクチンの接種を進める。厚生労働省はこれまで積極的な接種の呼び掛けを中止していたが、4月から8年ぶりに再開する。国の方針に基づき、中止期間中に接種機会を逃した女性も救済措置が設けられ、無料で受けられる。三田市は接種を逃した女性が最大で5200人ほどいると見込んでいる。(土井秀人)
子宮頸がんは性交渉などで感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因。日本では年間約1万1千人がかかり、約2900人が亡くなっている。
ワクチンはHPVの感染を防ぐとされる。世界保健機関(WHO)が接種を推奨しており、多くの先進国が公的接種としている。日本では2013年4月から定期接種が始まり、小学6年~高校1年女子が対象となった。しかし接種後に全身の痛みやしびれなどを訴える人が相次ぎ、同年6月、積極的に接種を呼び掛けることを中止。副反応被害を訴える「被害者連絡会」が設立され、国と製薬企業を相手取った訴訟も各地で起こされている。
一方、厚労省は、中止している間に国内外でワクチンの有効性や安全性に関するデータが蓄積されたとする。スウェーデンが167万人を対象に行った調査では、17歳より前に接種した女性は発症リスクが88%低下したという。厚労省の担当者は「さまざまな調査が行われているが、接種後に生じた症状と接種の関連性は明らかになっていない」とする。昨年11月には全国の自治体に「最新の知見を踏まえ、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回る」などとする通知を出した。
それらを踏まえ三田市は現在の中学2、3年に予診票を送付。4月には新中1、2年生に予診票を送付する。
接種機会を逃し救済措置が設けられたのは1997~2005年度生まれの女性で、今後3年間かけて無料で接種できる。三田市は国の方針が決まり次第、対象者へ周知していく。
市の担当者は「HPVワクチンは日本脳炎など他の定期接種と同じ扱いになる。市としてもきちんと情報提供し、接種しやすい環境を整える。悩んでいる人は相談窓口につなぐなどして丁寧に対応したい」と呼び掛けている。
市すくすく子育て課TEL079・559・5701

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