「ホテルの支配人でもフェラーリに乗っているよ」と言われ、非常に興味を持った。マッターホルンの麓、スイスの山岳リゾート地ツェルマットは、年間宿泊者数やベッド数は有馬温泉とほぼ変わらない。2016年、地域全体で街の経営を行い、世界から集客している仕掛けを学びに皆で出掛けた。
最初に驚いたのは、彼らの1年は12カ月でなく10カ月だった。年2カ月は休む。その時に働く人はバカンスを楽しみ、施設の整備工事を行う。そして非常に合理的に経営している。地域全体でツェルマットの街を運営しているために、ホテルと街のレストランがうまく手を組んでいる。夏場はホテルのレストランを休業状態にして、滞在客は街中のレストランを利用する。冬場は寒くて食事に出掛ける人が少ないので、ホテルのレストラン関係のスタッフを少し増やして対応する。有馬の宿泊施設に比べて圧倒的にスタッフの数が少ない。
もしわが社の支配人に3倍の給与と年間2カ月の休みを与えたら、無理してでもフェラーリを買うのではないかと納得した。そしてスイスの就業システムが効率よくできていると感じた。日本では取りあえず大学へ行く人は多い。ここではまずホテルに就職する。3年間は勤めないと働いたことにならない。3年後、他社に転職したらその実績を評価してくれる。そして支配人になりたければ、それから大学へ進むシステムが確立されている。スイスには国際的なホテル学校があり、卒業後は世界中のホテルを経験してツェルマットに戻る。つまり優秀なホテルマンを育てるシステムが構築されているのだ。
魅力的な街をつくるために、宿泊客から1日に300円ほどのホテル税を徴収している。それがブルガゲマインデという街の組織に入る。年間8億円ぐらいになり、それで街の整備などを行っているのだ。
ツェルマットの街中は電気自動車と馬車しか走っていない。アクセスは登山電車のみ。つまり有馬に置き換えれば、車で来る人は有馬口で車を止めて神戸電鉄を利用してやって来る。
最後に「フェラーリはどこに置いているの?」と尋ねた。ツェルマットの人たちの車は街の手前の地下に大駐車場が設けられていて、そこに止めているという。そこに消防自動車なども止めているそうだ。地域全体で考えれば合理的で効率的に物事を行うことができる。有馬温泉が世界的なリゾート地になるための鍵はそこにあると考えている。
(有馬温泉観光協会)
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