兵庫県三田市藍本。武庫川に架かる波田橋から北東へ1キロほど進むと、悠々と泳ぐこいのぼりの群れが目に入る。農道沿いの200メートルに渡って、計13組。高さ約15メートルのヒノキに、真鯉と緋鯉が並び、風が吹くとピンと尾びれを伸ばす。近くの川沿いの桜は見頃を迎えており、今の時期だけの共演が楽しめる。
手掛けるのは地元の坊野憲男さん(83)、美代子さん(79)夫妻。2004年から毎年続ける。
憲男さんが仕事でネパールやブータンを訪れたのがきっかけだった。ブータンの山を登った際、祈りを込めた色とりどりの旗が風にたなびき、心を奪われた。帰国後、自分にも何かできないかと考えた時「日本ならこいのぼりがちょうどいい」と思い付いたという。
その年の4月。孫が7歳を過ぎ、自宅でこいのぼりを飾らなくなっていたこともあり、友人から募ったものと合わせて、5組ほどから飾り始めた。
1日2回の喫茶店通いが日課だという憲男さん。取り組みを続けるうち、なじみの客からは「こいのぼりの坊野さん」と覚えられるようになり、「今年もやるのか」「知り合いのこいのぼりも使って」と声を掛けられることも増えたという。
昨年、新型コロナウイルス禍で多くのイベントが中止となり、初めて掲げるのをやめたが、今年は無事に再開。夫妻は「ウクライナ情勢の悪化やコロナ禍など、暗いニュースが多い。藍本の風で少しでも気持ちが明るくなってほしい」と話している。
今月10日で一度片付け、端午の節句に合わせて29日~6月6日に再び展示する。風や雨の強い日は降ろす予定。(喜田美咲)

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