バリアフリーマップを作るアプリ「Wheelog!(ウィーログ)」を使いながら街を歩くイベントが、兵庫県三田市内で開かれた。車いす利用者とその家族、学生らが参加。当事者目線で身近な施設を巡り、バリアフリーへの気づきを記録した。(喜田美咲)
誰もが安心して出掛けられるまちづくりを考えようと、厚生労働省指定難病「遠位型ミオパチー」患者で車いす利用者の溝口靖子さん(34)=三田市=や、関西学院大学のボランティアサークル「エコハビタット」などでつくる「Wheelogさんだ」が企画した。
これまではウィーログのメンバーのみで実施してきたが、活動を広げようと、三田が拠点のさわかみ関西独立リーグ球団「兵庫ブレイバーズ」の選手や、ひまわり特別支援学校の生徒、保護者からも参加を募った。
街歩きは市総合文化センター・郷の音ホール(天神1)と市総合福祉保健センター(川除)の2カ所に分かれて実施。車いすに乗る役や押す人などを交代で体験し、それぞれの視点から設備の使いやすさを探った。
同ホールでは、エレベーターの入り口や中の広さは十分か▽多目的トイレの手すりやボタンの位置は適切か▽併設するカフェは車いすに座ったまま利用できるか-などをチェックした。施設全体の確認が終わると「1階トイレのおむつを替える台は成人でも乗れるサイズやったね」「この点字ブロックはなだらかだから車いすが引っかからない」など、使ったからこそ見つけられたバリアフリーを発表。それぞれの場所で撮影した写真とともに、アプリに使用感を記入して投稿していった。
学生たちの感想を聞いたひまわり特別支援学校の保護者は「自分も(当事者である)子どもも、設備が不便な中で我慢して使うことが当たり前だと思っていたし、改善してほしいと言う勇気もなかった」「若い人たちが、不自由さに気付いてくれて、『(不便だと)周りに言ってもいいんだ』と教えてもらえた。これからも協力者でいてほしい」と思いを口にした。
関学大3年の女子学生(20)は「いろいろな障害がある中で、誰もが使いやすいことこそバリアフリーだと感じた。いつもと違う角度で街を知られて良かった」と振り返った。溝口さんは「健常者が一緒に考えてくれることで、心が折れずに生活できる。優しい人たちがいることを多くの人に知ってもらいたい」と話した。

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