要介護者らを受け入れる「福祉避難所」の開設訓練が、兵庫県三田市大原の県立上野ケ原特別支援学校・県立高等特別支援学校であった。市職員約20人が参加し、段ボールベッドなどの設置や要支援者の受け入れ手順などを確かめた。(小森有喜)
昨年5月の災害対策基本法改正で、内閣府の「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」が変更。これを受け、三田市も今年8月、お年寄りや障害のある人など避難時に配慮が必要な人への支援を強化するため、マニュアルを改正した。
これまで福祉避難所は市指定避難所の開設後、必要に応じて順次開設すると定められていたが「災害のおそれあり」とされるレベル3(最大レベルは5)に達すれば、市指定避難所と同時に全箇所を開設するように変えた。また、避難時に直接福祉避難所に行けるようにもなった。
市内の福祉避難所は総合福祉保健センター(同市川除)▽ひまわり特別支援学校(同市富士が丘)▽県立上野ケ原特別支援学校・県立高等特別支援学校(同市大原)。同センターは高齢者や障害者、妊婦など、指定避難所で過ごすのが難しいと感じる人が利用できる。特別支援学校は在校生と卒業生、事前に市が認めた人が対象。
訓練は大型の台風が接近し、武庫川や支流で氾濫、山間部で土砂災害の危険があると想定して行われた。体育館に段ボールベッドと間仕切りのためのテントを設置した。
人員を多く配置し、個別の要望にできる範囲で対応するのが福祉避難所の役割といい、訓練でも避難者をテント内に案内した後、職員が「何か困りごとはありませんか」と聞いて回った。「家に薬を忘れてしまった」という人には改めて保健師がヒアリングした。新型コロナウイルス感染対策として、体調不良の人は専用スペースに案内した。
終了後の話し合いでは、職員から「スタッフの役割を分かりやすく示した方がいい」「避難所での過ごし方を紙で張り出せば安心できる」といった声が上がった。市危機管理課の山下栄二課長は「避難所の選択肢が広がることで要支援者の安心につながるはず。有事にしっかり対応したい」と話した。

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