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新聞紙を使って立体作品を作る子どもら=三田市天神1
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新聞紙を使って立体作品を作る子どもら=三田市天神1
完成した作品。三田市民文化祭で展示される=三田市天神1
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完成した作品。三田市民文化祭で展示される=三田市天神1

 新聞紙を使って造形作品を作るワークショップ「N-1グランプリ 新聞紙の可能性に挑戦!」が22日、兵庫県の三田市総合文化センター・郷の音ホール(天神1)で開かれた。2組の親子が参加し、自由な発想でキノコやゾウ、未確認生物などを完成させた。11月1~3日に同ホールで開催する三田市民文化祭で展示し、来館者の人気投票でグランプリを決める。(土井秀人)

 同ホールの主催。タイトルは「ニュースペーパー」の頭文字をとっており、家ではできないような「大きな作品」を作ることで、楽しんでもらいたいという。

 講師を務めたのは造形作家の三宅之功さん(46)。「瀬戸内国際芸術祭2022」にも出展している。同芸術祭ではコンクリートや粘土を使って高さ約4メートルにもなる卵形の作品を制作したが、三宅さんは「教科書があるわけではなく、試行錯誤しながら作っている。規模は違っても、今回のワークショップでやっていることも同じ」と話す。柔らかい新聞紙に強度を持たせるにはどう造形すればいいか。参加者は丸めたり、筒状にしたりし、のりやセロハンテープで固定。針金や段ボールも使い、工夫を凝らして発想を形にしていった。

 三田小1年の女児は、お気に入りのトラのぬいぐるみを模して制作。目や鼻、しま模様は段ボールで表現し「時間がなくて焦ったけど、パパに手伝ってもらって完成した」と笑顔を見せた。

 神戸市立魚崎小6年の男児は「ムッシー」を制作。英ネス湖の未確認生物「ネッシー」のような形で、武庫川にすんでいるという設定だ。「ルールがなく、自分で考えられるから作りやすかった。前脚と後ろ脚の違いにこだわった」と話していた。

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