「営農組合ってなんだろう」「トマトと会話できるんですか」。素朴な疑問から驚きまで、軽快なトークが続く。カメラに向かって話すのはアナウンサーや大学生、そして農家の人々。兵庫県三田市志手原で農業をする魅力を動画でPRしようと、地域住民が立ち上がった。(喜田美咲)
発信しているのは、志手原校区地域づくり協議会第3事業部会のメンバーや三田にゆかりのある人らでつくる「しではらの恵み」。有志が2020年12月に前身の団体を立ち上げ、今年9月からホームページに動画を掲載している。東日本大震災をきっかけに東京での仕事を辞め、三田へ戻って農業を始めた女性や、先代の思いを継いで特産品を作り続ける男性。それぞれの思いや作物へのこだわり、志手原の魅力についてインタビューに答える姿が6分程度の動画に編集されている。
「さっそく行ってみましょう」。10月のある日、志手原の畑に明るい声が響いた。リポーターは三田市出身の民放アナウンサー国生千代さん(30)と関西学院大学総合政策学部3年の久井斐代里(ひより)さん(21)。この日は志手原営農組合やトマト農家の小西農園、新規就農者の畑を訪問した。
営農組合の取材では、農家の高齢化などで手が入らなくなった畑を共同で管理・運営する取り組みを紹介した。小西良博組合長(73)は黒大豆枝豆の畑を案内しながら、「自分の農地を他人に渡すのが不安な人もいると思うが、実績をつくり、信頼してもらうことで、3年後、5年後の受け皿になれればいい」と説明。今後の目標について、山から水が流れ、昼夜の寒暖差が大きく作物が育ちやすい環境を生かし、「志手原ブランドの商品を開発していきたい」とPRした。
小西農園では、小西利幸代表(34)がハウスで育てるトマトを試食。「甘いね」「おいしい」と盛り上がった。小西代表は大学卒業後に家業を継ぎ、現在は母と一緒に五つのハウスで栽培する。人とのつながりがやりがいといい、消費者の声を直接聞ける対面販売にこだわる。「夜明けから日没までずっとトマトに関わっている。トマトと『会話』して反応を見ていると、発見がある」といい「志手原には気にかけてくれる人たちがたくさんいるから、(農業を始めるなら)思いっきりやってみたらいい」と呼びかけた。
昨年、営農組合が地元農家を対象に実施したアンケートでは「後継者がおらず、5年後農業をできるか分からない」といった回答が目立った。
第3事業部の小西澄雄部会長(69)は動画配信を通じて、地元で代々受け継がれてきた農業の魅力のPRにつなげたいといい、「若い人たちの協力で地域が盛り上がってきている。就農を考えている人たちが志手原に関心を持ってくれたらうれしい」と話した。
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