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造形作品や絵画などが並ぶ会場=三田市天神1
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造形作品や絵画などが並ぶ会場=三田市天神1

 「第34回美術協会展」が三田市総合文化センター・郷の音ホール(兵庫県三田市天神1)で開かれている。絵画や写真、立体造形など約30点が並ぶ。21日まで。

 市美術協会が毎年春と秋に開催し、今回は「愛」をテーマにした作品が多い。「追想」と題した日本画は自身の幼児の頃を描き、戦後の混沌(こんとん)とした時代に親から注がれた愛情を表現した。ロシアのウクライナ侵攻を受けて制作したインスタレーションは、寝かせて置いた液晶テレビに炎が映し出され、その上に有刺鉄線や割れた鏡、破れたクマのぬいぐるみなどを配置。音楽も流し、異様な雰囲気を漂わせる。

 会場ではウクライナ支援のチャリティー作品展もあり、会員らの作品を販売している。午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。(土井秀人)

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