今年もイチゴ狩りの季節がやってきた。兵庫県三田市内にある観光園をＰＲしようと１５日、パスカルさんだ一番館（川除）などで「さんだいちごマルシェ」が開かれる。市内で採れたさまざまな品種が並び、いちごスイーツも販売される。

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　三田市産のイチゴを「さんだいちご」として広めようと、市観光協会がＪＡ兵庫六甲やいちご出荷協議会とともに企画した。

　市内６カ所の観光いちご園を手がける農家らが集まり、それぞれの農園をＰＲ。午前１１時からは店頭で市内の農家が作った「章姫」や「紅ほっぺ」、「さちのか」などをパックで売り出す（収穫状況により変更あり）。当日限定でさんだいちごを使った和菓子店「松栄堂」（駅前町）のいちご大福やパン店「サンポッポベーカリー」（三輪１）のいちごサンドも販売される。いずれも購入には午前１０時から配られる整理券が必要。

　赤色が映える皿として、会場には陶芸家の伊藤瑞宝さんが三田青磁について解説するコーナーも設けられる。

　イチゴ狩りは６月ごろまでで市観光協会の担当者は「観光園にも足を運んで、新鮮な甘さを楽しんで」と話す。同協会ＴＥＬ０７９・５６１・２２４１

　また市農業創造課はホームページ上に観光園とともにいちごスイーツを提供する店を並べた地図「さんだいちごＭＡＰ」を掲載。ケーキやパフェなど、今の季節に味わえるメニューを紹介している。