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新たな事業予定者が決まったカルチャータウン地区センター=2022年12月、三田市学園4
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新たな事業予定者が決まったカルチャータウン地区センター=2022年12月、三田市学園4

 兵庫県はカルチャータウン地区センター(三田市学園4)の商業施設の運営事業者に、園芸用品や植物販売の「グリーンポット貿易部」(三木市)を選んだ。物販とレストランがあり、今春の開業を目指す。同施設は2022年11月に「三田まほろばブレッツァ」が突然閉店したため、県が新たな運営事業者を募集し、今月23日に決定した。

 県企業庁によると、グリーンポット貿易部は地区センター敷地内で観葉植物やガーデニング用品を扱う店舗「トラハス」を運営しており、相乗効果を目指す。新施設の物販は、ガーデニング用品など特色ある商品構成で広域からの集客を狙う。また、レストランでは地域の憩いの場を提供したいという。

 施設は県企業庁が約2億8千万円をかけて整備したもので、面積980平方メートルの平屋。18年6月に朝来市の企業が兵庫五国の食材をPRする「三田まほろばブレッツァ」としてオープンしたが、近隣スーパーとの競合などがあり1年あまりで撤退。その後は豊岡市の企業が店名を引き継いで地元食材の販売やレストラン事業を行ったが、経営に行き詰まり22年11月に閉店した。この企業は現在、自己破産申請の手続き中という。

 施設名は新運営事業者が変更する予定で、県企業庁の担当者は「スーパーなどの物販は競争が厳しく、2件続けての撤退となった。新しい施設はガーデニングなど特色ある物販に期待したい」とした。

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