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水路に丸太を架けただけの「勝手橋」=兵庫県内(提供)
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水路に丸太を架けただけの「勝手橋」=兵庫県内(提供)
情報提供を呼びかける市道路河川課の島田浩明課長
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情報提供を呼びかける市道路河川課の島田浩明課長

 河川や水路に無許可で設置され、管理者が分からない「勝手橋」の把握を兵庫県三田市が進めている。橋の耐久性が不明で安全性が懸念されるだけでなく、災害時などに破損して崩れた場合、水をせき止めたり流れを変えたりして水害を引き起こす可能性があるからだ。市の担当者は「市が市内すべての河川や水路を確認することは難しい。情報を提供してほしい」としている。

 勝手橋の中には、鉄板や丸太を渡しただけのものもあり、大雨で水量が増えたり老朽化で破損したりした場合などに橋が落ちてしまい、川の水があふれるなどして被害を拡大させるおそれをはらんでいる。共同通信の昨年の調査では、全国に少なくとも9千カ所以上の勝手橋があり、兵庫県内は1767カ所。琵琶湖に流れ込む河川の多い滋賀県に次いで2番目に多かった。

 三田市では、国土交通省の基準に沿って長さ2メートルを超すものを橋と定義しており、個人や自治会、企業などが設置する場合は「法定外公共物」として使用許可を得る必要がある。1月31日時点で78カ所が登録されているが半数以上が企業の出入り口や敷地内のもので、市道路河川課の島田浩明課長は「個人で架けている橋はもっとあると思う」とする。課は1月の広報紙で「管理者が分からない橋 近くにありませんか?」と初めて告知記事を掲載し、情報提供を呼びかけている。

 31日時点でまだ連絡は入っていないが「把握されたらすぐ撤去される、という不安を持たれているのかもしれない」と島田さん。「農場や通勤通学路への近道など生活での事情があって設置しているはず。橋梁(きょうりょう)から水面までの距離や強度など安全面が確保できれば許可できるので、撤去せずまずは情報を寄せてほしい」とする。今後、市内の各地域の農会長らを通じても周知を進めるという。市道路河川課TEL079・559・5101

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