
現職、新人の4人による争いとなった2017年兵庫県知事選の告示日。候補者の街頭演説にも熱がこもった=同年6月15日、神戸市内(画像の一部を加工しています)
「ここまでやってこられたのはえらいが、ちょっと暗い。セピア色化している」。井戸敏三知事と兵庫県政をそう評したコラムニスト、勝谷誠彦(まさひこ)氏の登場で空気は一変した。
2017年夏に想定された県知事選。県政史上で未踏の領域となる井戸氏の5選目はあるのか。井戸氏は多選や高齢への批判を意識してか、「慎重に慎重に検討する」と進退をなかなか明言せず、県議会の知事与党も測りかねていた。
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