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有馬温泉を散策する観光客ら。マスク姿の人が目立った=2日午後、神戸市北区有馬町(撮影・秋山亮太)
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有馬温泉を散策する観光客ら。マスク姿の人が目立った=2日午後、神戸市北区有馬町(撮影・秋山亮太)
神戸新聞NEXT
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 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、兵庫県内の行楽地などは2日、観光客が例年よりも減り、閑散とする場所やマスク姿が目立った。

 アジア圏の観光客から人気の神戸市中央区の異人館街では、中国の旧正月に当たる春節期間の1月下旬、来場者数が昨年の半分程度にとどまったという。チケット販売員の女性(68)は「来場者の大部分を占める中国人がほとんどいない。早く人出が戻ればいいのに」と通りを見つめた。

 愛知県安城市から訪れた男性(32)と妻(38)はこの日が結婚記念日。マスク姿で異人館を巡り「本当は人が多いところを避けるべきだと思うけど…。消毒液をきちんと使えば平気かな」と戸惑っていた。

 神戸市北区の有馬温泉も、この時季としては例年をかなり下回る人出に。浴衣姿にマスクをする観光客も目立った。

 滋賀県米原市から夫婦で訪れた男性(73)は「ホテルに着いたら、手洗いなどの自衛策を徹底したい」とした。老舗のつくだ煮店「川上商店」の川上良社長(71)は「早く終息してくれることを願うばかり」とこぼした。(伊田雄馬、西竹唯太朗)

※【医療ニュース】「マスクない時どうすれば?」は、こちら

 

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