将棋の里見香奈女流王位(29)=清麗、女流名人、倉敷藤花=に山根ことみ女流二段(23)が挑む第32期女流王位戦5番勝負(神戸新聞社主催)の第1局が27日午前9時、姫路市夢前町前之庄、塩田温泉の旅館「夢乃井」で始まった。
女流タイトル通算獲得数「44」の単独最多記録まであと一つとなっている里見と、女流タイトル初挑戦の山根。第一人者と新鋭による注目のシリーズだ。
振り駒で山根女流二段が先手となり、立会人の稲葉陽八段(32)の合図で初手を7六歩と指した。
持ち時間は各4時間で、勝敗は同日夜までに決まる見込み。
シリーズの行方を占う開幕戦は、事前に本命視された相振り飛車の戦型になった。
後手番の里見女流王位が4手目に3二飛、先手番の山根女流二段が11手目に8八飛と、それぞれ飛車を振った。
序盤は、昨年9月に指された同カードの対局と似た形で駒組みが進行。昨年の対局は里見が勝利しており、立会人の稲葉陽八段(32)は「山根女流二段が用意している作戦を見るのが楽しみだ」と話した。(井原尚基)
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