「職住近接オフィス」と銘打ち、神戸市須磨区の旧幼稚園舎で昨年1月に本格稼働した「神戸名谷ワークラボ AOZORA」が地域に根付き始めている。人材派遣会社が運営し、さまざまな企業の仕事を担う人々が同じオフィスで働く。コロナ禍でテレワークなど多様な働き方に注目が集まる中、子育てする親に好評だという。地元住民が使える部屋やカフェもあり、新たなつながりを生む場にもなっている。(小谷千穂)
神戸市が「自宅近くで短時間なら働ける」とする子育て中の母親や高齢者らの労働環境を整え、ニュータウンの活性化を促そうと計画。少子化で2017年度末に閉園した「旧名谷あおぞら幼稚園」(同区菅の台4)を活用し、人材派遣大手「パーソルテンプスタッフ」が運営する。公民連携の職住近接の取り組みとしては全国で2例目、西日本で初めて。
同市須磨区や西区などに住む延べ約160人が、同社が全国の行政や企業から請け負った書類のデータ入力や封入作業、コールセンターといった業務を担当。それぞれの都合が良い日数や時間帯で業務社員として働く。多くは子育て中の母親で、自転車や徒歩、バスで通勤している。
できた直後から働く女性(41)=同市須磨区=は結婚を機に大阪府から転居して仕事を辞め、15年間働いていなかった。子ども3人のうち一番下が小学生になり、働く意欲がわいたが「一歩の勇気がでなかった」という。子どもが通った幼稚園が生まれ変わると知り「なじみの場所だし、いい機会」と応募した。
元は保育の仕事に就いていたため、パソコン業務は分からなかった女性。データの送り方もコピー機の使い方も「初めて知ることばかり…」と衝撃を受けた。周囲の助けを受けながら覚え、「新しい発見が面白い」とやりがいを感じるように。早い時間に仕事を終えられ、「家で子どもに『おかえり』と言ってあげられるのが自分にとっては何より」と喜ぶ。
隣は菅の台小学校。保護者同士が同僚になって関係を築いたり、運動場で遊ぶ子どもの姿を見て癒やされたりする人も多い。
◇ ◇
施設内には、地域行事やイベントに使える「コラボレーションスペース」という部屋もある。今年2、4月には、新型コロナウイルスの感染拡大で活動を制限された地元の作業所や住民らがフリーマーケットなどを開催。働く人らが休憩時間などに出向き、菓子や手作り品を選ぶこともある。
地元のまちづくり協議会が運営する「カフェ&ダイニングあおぞら」では、からあげ定食や日替わりランチが目当ての人らでにぎわう。敷地内に住民が管理する菜園もある。
同社の仲宗根望センター長(50)は「働く人も地域の人も、子どもからお年寄りまで多くの人が『楽しい』と思える場にしたい」と話している。
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