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県内9、10例目の豚熱感染確認 丹波篠山の山中

2021/05/27 20:32

 兵庫県は27日、丹波篠山市の山中2カ所で捕獲した野生イノシシ2頭の豚熱感染を確認したと発表した。同市での感染確認は初めて。県内9、10例目で計11頭となった。

 県は昨年10月下旬から、先に感染が確認されていた京都、大阪府からの感染流入を防ぐため、隣接する県内6市町の山中で経口ワクチンをまき、有害獣として捕獲した野生イノシシの抽出調査を続けている。

 2頭の感染は同調査で判明した。今月6、8日、同市辻、本郷の山中のおりに入った2頭を地元猟師が殺処分して血液を採取。県が相模原市の検査機関に送り、遺伝子検査した。

 県内で豚やイノシシを飼育する60施設から異常の報告はないという。(山路 進)

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