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みなと銀行で感染対策の仕切り板越しに面接を受ける学生=1日午前、神戸市中央区多聞通2(撮影・辰巳直之)
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みなと銀行で感染対策の仕切り板越しに面接を受ける学生=1日午前、神戸市中央区多聞通2(撮影・辰巳直之)

 兵庫県内の企業も1日、採用選考の面接を行った。みなと銀行(神戸市中央区)は午前9時から、対面式での面接を開始。リクルートスーツ姿の学生が役員や人事部長らと向き合った。

 この日は、新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が再延長された初日でもあり、面接官と学生は昨年以上に間隔をあけ、厳重に手指の消毒をして臨んだ。

 面接を受けた関西学院大の田中楓弥さん(21)は「対面での面接の機会があまりないので緊張したが、自分の言いたいことを伝えることができた」と話した。

 同行では昨年、オンライン面接で高評価をした学生が、対面式の面接で受け答えが不十分だった事例もあったという。人事担当者は「直接、顔を合わせて面接をしないと評価は難しい」と話した。

 就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)によると、今年5月15日時点の大学生の内定率は59・2%。コロナ禍で採用選考が後ろ倒しになった昨年の同時期に比べて10ポイント増となり、19年の同時期と同じ水準に戻ったという。(塩津あかね)

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