兵庫県西宮市の夙川河口に、夏鳥として知られるコアジサシが飛来した。磯遊びや日光浴を楽しむ人々が訪れる浜辺で、「キュルリリ、キュルリリ」「キュイ、キュイ」と独特の愛らしい鳴き声を響かせている。
カモメの仲間で体長は約30センチ。繁殖のため春から夏にかけて日本に渡ってくる。兵庫県版レッドリストでは、絶滅の危機が増大し、生息環境などの保全が極力必要な種としてBランクに指定されている。
撮影した5月末日は、約20羽が観察された。海面上を飛び、狙いを定めるように垂直に降下して小魚を捕る様子などが見られた。
子育てが終わる9月ごろ、越冬のため南方へ向かう。(斎藤雅志)









