梅雨空の下、兵庫県西宮市社家町の西宮神社でハナショウブが紫や白色などの大輪を広げ、境内にある「神池(しんいけ)」のほとりをしっとりと彩っている。今年は例年より開花が少し早く、来週末くらいまでが見頃だという。
アヤメ科の多年草で、同神社では拝殿前の池に約千株が植わる。そばの藤棚の下に椅子があり、座るとハナショウブの大輪と、水面を泳ぐニシキゴイの色彩豊かな“競演”を楽しめる。
ハナショウブの見頃に開かれ、関西で一番早い夏祭りとされる「おこしや祭」は、緊急事態宣言の延長によって今年はみこし巡行が中止となった。
同神社の小嶋今晨(いまとき)権禰宜(ごんねぎ)は「新型コロナウイルス禍で我慢の日々が長引いているが、静かな境内で花を眺め、ひとときでも心安らぐ時間を過ごしてもらいたい」とする。
参拝は午前5時から午後7時まで。西宮神社TEL0798・33・0321
(大田将之)









