今年は統計開始以来、梅雨入りが最も早かった兵庫県。水害のリスクが高まる期間が長期化する恐れがある中、新型コロナウイルスのワクチン集団接種を進めている市町によって、接種を中止する気象や災害の基準が異なっている。7月末の高齢者接種完了に向けて容易に中止できない一方、行政として危険があるのに外出を強いることもできず、既に基準を決めた県内自治体の担当者も「悩ましい」と頭を抱える。(高田康夫)
65歳以上の高齢者接種が始まって以降、県内で気象警報が発表されたのは5月21日だけ。未明から早朝に神戸・阪神間の6市で大雨警報が発表され、多くで正午近くまで続いた。神戸市では垂水区の一部に避難指示も発令された。
神戸市によると、この日もワクチンの集団接種は予定通り実施した。市職員に「防災指令」が発令されれば接種を中止することにしているといい、当日は発令されなかった。
防災指令は雨の状況などから災害に至る危険性が高まれば発令されるが、気象警報と違って一般市民には分からない。市内2カ所での大規模接種も既に始まっており、接種を当日中止する場合、予約した数千人に急いで電話するわけにもいかない。インターネットを使わない高齢者もおり、伝達手段が大きな課題だ。
宝塚市はワクチン接種を知らせるホームページに、「特別警報で中止」「警報は実施」と基準を公表している。「予約が連日埋まり、簡単に振り替えができない状況。交通まひなどで物理的に接種が困難にならない限り、中止は難しい」と担当者。ただ、気象庁が出す大雨警報や洪水警報は、自治体が高齢者などに避難を促す「警戒レベル3」に相当する。そのことを問うと、担当者は「災害部門とそこまで協議していない。悩ましいところ」とした。
一方、川西市は大雨、洪水、暴風の警報で中止にする基準を公表。64歳以下の接種も徐々に準備が進む中、担当者は「子どもの学校が休校になれば、接種に来られない親もいるだろう」とする。一方で「きちきちの予約枠でやっており、中止が続けば対応が難しくなる」とし、警報が頻発しないことを願う。
加古川市は対応を検討中。事前に中止基準を公表する予定だが、「2回目の接種は時期(米ファイザー製は1回目の約3週間後)も限られ、ほかの日に予約を振り替えるのも至難の業。難しい問題」と漏らす。
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