神戸市は14日、新型コロナウイルスの変異株で、インドで最初に検出された「デルタ株」への感染事例が市内で初めて確認されたと発表した。10、20代の外国籍の男性2人で、同居している。いずれも最近の渡航歴はなく、軽症という。
2人は同じ国籍の4人と昨年10月に留学生として来日。6人で一緒に住み、同じ専門学校に通う。4人のうち1人の感染が分かり、検査やゲノム解析で2人のデルタ株への感染が判明した。2人は宿泊療養施設に入所している。
市によると、デルタ株は感染力の強さやワクチンの効果を弱める可能性が指摘されている。兵庫県内でもこれまでに14人の感染が明らかになっている。(初鹿野俊)
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