18日投開票された兵庫県知事選で、落選した前兵庫県副知事の金沢和夫氏(65)。神戸市中央区の選挙事務所で同日夜、報道陣の取材に応じた。「本当に残念。(県民に)受け入れてもらえるのではないかという期待もあったが、今振り返ると力不足だった」と話すとともに、新知事への協力を呼び掛けた。一問一答は次の通り。
-結果の受け止めを。
「期待に応えることができず、本当に申し訳なく思う。力不足を心からおわびする。もう少し大勢の人に伝える時間があれば、もう少し(支持を)広げる時間があれば。そんな気持ちでいらっしゃる方もおられるかと思う。私も正直、そういう気持ちもある。ただ、限られた時間の中で、支援の広がりを達成できなかった。私のパワー不足を心から反省している」
-票を投じた方に対し、今後どのような活動で応えるか。
「全く決めていない。ただ、県は知事一人でつくるものではない。色んな人たちの色んな活動があって、そういう中での何らかの活動になるかもしれない。ただ具体的にイメージしているわけではない」
「こういう結果が出たので、これからの県政についていうことはないが、これだけは私の気持ちとして、ここで発言しておきたい。県政や県づくりは知事だけでやるものではなく、県民と一緒につくっていくものだ。若くて経験が十分でない知事がこれから登場する。知事と一緒に県をつくっていく県民の皆さん、私たちも含めてですけれども、この役割は本当に大きい。その責任をしっかりと果たしていこうではないか。そうすることによって、私たちの兵庫県は新しい知事の下で、もっともっと良いふるさとになる」
-新しい知事に伝えたいことは。
「お若く、まだ県政全体の経験や、そもそも兵庫県の地域、人について、まだ十分にご存じないと思う。まずできるだけ早く、色んな方の意見や話を聞いて、地域を訪ね、十分に兵庫県のことを知って県政を進めてほしい」
-17日間の選挙戦で感じたことは。
「県政にかかわった15年間で感じたことでもあるが、面積は広いし、多様性に富んでいる。色んな地域に色んな課題があり、やはり難しい県だなと思います。ただ、知事としてのやりがいはある」
-結果について井戸敏三知事とは話したか。
「まだです」
-どんなことを伝えたいか。
「私はただの民間人になるので、特段何かご相談することはないかもしれないが、これまで井戸知事の下で副知事としてずっと務めてきた。いろいろ振り返りたいことや、思い出話はあるかもしれない」
-半世紀以上、副知事経験者が知事を担ってきた歴史が変わる。
「別に副知事が知事になるということではなくて、兵庫県のことをちゃんと知った上で、知事になるべきという伝統、必要性はあると思う。若くてあまりご存じない方が知事として引っ張っていかれるのであれば、できるだけ早く県内を知ることを優先する必要性は高いと思う。知った上でないと、知事としての役目は的確に果たせないはずだ。そのことをしっかりやっていくのが、これまで副知事が知事になってきたという結果につながったと思う」(まとめ・初鹿野俊)
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