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 兵庫県の井戸敏三知事は26日の定例会見で、県内でも新型コロナウイルスの感染が再拡大している状況に触れ、今週中に対策本部会議を開き、国にまん延防止等重点措置を要請するかどうかを検討する方針を示した。今月末で知事任期は終わるが、「今の対策はやめられない」と述べ、8月以降の対策実施案をつくり、新知事に引き継ぐことを明らかにした。

 同日に確認された新規感染者は75人。1週間前の月曜日(19日)に比べて2倍近く、直近1週間の感染者は1日平均100人を上回った。病床使用率などは感染状況のステージ3(感染急増)の指標を超えている。

 井戸知事は今春の第4波の経験から、1日の新規感染者200人を「(要請の)目安になるかもしれない」とする一方、第4波と違って重症者は少なく、病床の逼迫度が低いことも指摘。「慎重な見極めをして対策本部会議で結論を出す」とした。

 飲食店への時短要請などの対策は、井戸知事の任期いっぱいの7月末が期限となっている。「8月1日以降の対応は新知事のもとで決めるべきだが、県民に事前アナウンスもしなければいけない」と強調。対策本部会議では措置の議論とともに8月以降の時短要請や区域についても議論し、対策の実施案をつくって公表するとした。(高田康夫)

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