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大勢の人が記念撮影を楽しむ「もう一つの聖火台」。係員は「フィジカルディスタンスの確保」を訴えるプラカードを掲げる=東京都江東区有明3
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大勢の人が記念撮影を楽しむ「もう一つの聖火台」。係員は「フィジカルディスタンスの確保」を訴えるプラカードを掲げる=東京都江東区有明3

 終盤を迎えた東京五輪。自粛が求められる中、少しでも気分を味わおうと、東京都江東区の臨海部に設けられた「もう一つの聖火台」で見物者が絶えない。

 新国立競技場に常設の聖火台が設計されなかったため、東京・有明の「夢の大橋」に小規模の聖火台が設置された。ただ、都内には7月12日から緊急事態宣言が発令されたため、大会組織委員会は聖火台の「観覧自粛」を要請している。

 聖火台はフェンスで囲まれ、立ち入りを制限。係員が密の回避を呼び掛けるプラカードを掲げる中、見物者が次々と訪れている。

 近くに住む男性(62)はいつものランニングコースを変更し、聖火台を見に立ち寄ったという「せっかくの地元開催。生きてる間にもう見ることはないから」と仲間と記念撮影を終えると、軽やかに駆けだした。(中西幸大)

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