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客室にテントを張り、グランピングを楽しめる神戸ポートピアホテルのサービス=神戸市中央区港島中町6(撮影・辰巳直之)
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客室にテントを張り、グランピングを楽しめる神戸ポートピアホテルのサービス=神戸市中央区港島中町6(撮影・辰巳直之)
都会にいても天体観測? 客室の天井でプラネタリウムも=神戸市中央区港島中町6(撮影・辰巳直之)
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都会にいても天体観測? 客室の天井でプラネタリウムも=神戸市中央区港島中町6(撮影・辰巳直之)

 神戸ポートピアホテル(神戸市中央区)が今夏、客室の中にテントやハンモックなどを用意した宿泊プランを始めた。その名も「ホテルdeグランピング体験」。新型コロナウイルス禍の逆風下で、宿泊客を呼び込む救世主となるか。

 そもそもグランピングは豪勢なテントでホテル並みのサービスが受けられ、野趣あふれる自然も体感できるのが基本スタイル。

 「ホテルの部屋でグランピングって…。インドア過ぎないか?」と突っ込みたくなるが、キャンプ初心者や家族連れに好評だという。

 「室内に何かあると面白がってもらえると思って」と担当者。アウトドア用品ブランド「LOGOS(ロゴス)」のテントやハンモックなどをそろえた。

 近隣の公園などに持ち出せるボックス型の朝食を提供し、プラネタリウムの室内用投影機まで用意する。

 当然ながら、どんな悪天候でも対応する。

     ◆

 7月末、大阪府吹田市から家族と訪れた小学3年生の男児(8)は弟(1)とともに室内でハンモックやテントを満喫していた。

 「星は部屋の中で1時間、外で1時間見る!」と声を弾ませた。母親(39)は「子どもが小さいと、いきなりキャンプも難しい。初心者にはちょうどいい」。

 南館のスイートルーム1室(2人利用で1人1万9900円から)と、ツインルーム1室(2人利用で1人1万400円から)。スイートは隣接するツインと合わせることで最大6人まで利用できる。8月12日からは子ども向けのテントやチェアなどを備えたスイートルーム1室を加えた。

 予約はネット限定。プラン限定の夕食はバーベキューメニューを用意(5千円上乗せ)。11月末まで。8月中は予約が埋まってきているという。同ホテル宿泊予約係TEL078・302・1122

(大盛周平)

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