兵庫県は１７日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、緊急事態宣言に基づく措置内容を決定した。県内全域を対象に、酒類やカラオケを提供する飲食店などに休業を要請し、その他の飲食店には午後８時までの営業時間短縮を求める。百貨店など多数の人が利用する施設には入場者の人数制限を要請する。期間は２０日から９月１２日まで。

　感染対策を徹底させるため、飲食店には、正当な理由がないのにマスクを着けていない人の入店禁止や、マスク着用に応じない客を退店させるよう要請する。

　兵庫県には今月２日以降、宣言に準ずる「まん延防止等重点措置」が適用され、県は１６日、飲食店に酒類提供の禁止などを求める措置区域を、但馬を除く３６市町に拡大したばかりだった。

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