兵庫県は19日、2~8日の1週間に、県内の新型コロナウイルス患者から、感染力が強いインド由来のデルタ株が疑われる陽性者が新たに786人判明したと発表した。1週間の判明数では過去最多となった。
神戸市を除くと427人で、前週の約2・6倍。検査数に占める割合も68・9%と最も高く、デルタ株への置き換わりがさらに進んでいる状況が分かった。
神戸市も19日、9~15日の1週間でデルタ株疑いの新規陽性者が新たに342人確認されたと発表。検査数に占める割合は87・9%と過去最高だった。
県内のデルタ株感染者(疑い含む)の判明は累計1649人(うち神戸市950人)と、初めて千人を突破した。(佐藤健介)
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