新型コロナウイルスの感染対策で、新たに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域に加わった17府県は21日、最初の週末を迎えた。爆発的な感染拡大に歯止めはかからず、各地の観光地では、にぎわいは見られない。兵庫県も4度目の緊急事態宣言が発令されたが、神戸市の繁華街は買い物客らが行き交い、目立った人流の抑制はうかがえない。長期化するコロナ禍に、関係者の表情に疲労の色がにじむ。
久しぶりに雨が上がった週末となった神戸・元町は、午前中から買い物客の姿が目立った。大丸神戸店には午前10時の開店直後から、高齢者や家族連れが次々と来店。館内の客数を周知するために入り口に設けられたモニターの表示は100、200と増えていき、正午ごろには館内の滞在者は千人を超えた。
同県川西市から長女(21)と2人で買い物に訪れた女性(54)は「1回目の宣言と違って店が営業している。外出の自粛要請も、繰り返されるときりがなく思えてきた。混雑は避けながら、無理のない範囲で楽しみたい」と話していた。
本州と九州を結ぶ関門海峡に面し、れんが造りの古い建物が並ぶ北九州市の観光名所「門司港レトロ地区」。緊急宣言の対象となり、「休業」の張り紙を掲示する飲食店が目立ち、人通りはまばらだった。
国の重要文化財「旧門司三井倶楽部」で、アルバイトとして働く女性(72)は「宣言が出ようが出まいが、もう何も変わらない。コロナが収まるまで、街に活気が戻ることはないだろう」と諦めたような口ぶりだった。
関西地方から家族4人で旅行に来た40代の男性会社員は「感染対策はしているが、やましい気持ちは拭えない。せめて街の雰囲気だけでも楽しめたら」と話した。
重点措置の対象となった松山市。休館となった道後温泉に広島県から訪れた男性(43)は「残念」と肩を落としつつ「人出が多いお盆は我慢した。今回、移動をやめようとは思わなかった」と話した。近くの商店街で土産物店を営む男性(45)は「9月前半までは人の流れをしっかり抑えて、9月中旬の連休あたりにみんなが動けるようになれば」と期待した。
重点措置の対象となった津市では、駅前の人影はまばらだった。
政府は重点措置が適用されていた京都、福岡など7府県を緊急事態宣言の対象地域に追加し、三重や愛媛など計10県に重点措置を追加適用。いずれも20日から9月12日まで。
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