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 文部科学省の2021年度学校基本調査の速報が、このほど発表された。兵庫県では中学校の生徒数が9年ぶりに増加し、14万3075人(前年度比1063人増)になった。ただ、小学校の児童数は15年連続減となる27万8500人(同4258人減)で、過去最少を更新。子どもの減少傾向は変わっていない。

 調査は今年5月1日時点で実施。中学校は新1年生の総数が4万7740人で、卒業した昨年度の3年生4万6605人との差し引き分などが増加要因になった。特別支援学校47校の児童生徒数は5912人(同33人増)と21年連続で増加し、過去最多を更新。ただ100人前後の伸びが続いてきた過去4年間に比べると微増となった。

 学校数では、小学校は豊岡市や三木市などで統廃合があり、前年度より7校減の747校(国立2校、公立734校、私立11校)に。中学校は3校減の380校(国立1校、公立336校、私立43校)だった。一方、小中一貫で学ぶ義務教育学校は、加東市で1校増え公立7校になった。

 幼稚園も12園減の461園(国立2園、公立270園、私立189園)。廃止された園のうち6園が幼保連携型認定こども園に移行するなどし、こども園は28園増の529園(公立89園、私立440園)になった。(古根川淳也)

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