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「公園飲み」の自粛を呼び掛けようとメリケンパークを視察する久元喜造市長=神戸市中央区波止場町
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「公園飲み」の自粛を呼び掛けようとメリケンパークを視察する久元喜造市長=神戸市中央区波止場町

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う飲食店の時短営業や休業長期化を受け、屋外で飲酒する若者らの姿が目立つようになった神戸メリケンパーク(神戸市中央区波止場町)で、兵庫県と神戸市が合同パトロールに乗りだす。30日夜には久元喜造市長が公園内を視察。担当者から現状を聞き取り、今後の啓発方針を確認した。

 メリケンパークでは夜間の飲酒が原因とみられるごみのポイ捨てが増え、6月に市が急きょ、ごみ箱を設置するなど対応に追われている。巡回は24時間態勢で1日10回以上行うように。4度目の緊急事態宣言下となり、来月からは県もパトロールに加わる。

 「第5波」で若い世代に感染が広がる中、あらためて「公園飲み」の自粛を呼び掛ける狙いもあり、この日、久元市長が視察。メリケンパークの指定管理者「神戸港“U”パークマネジメント共同事業体」の担当者から「一時に比べて公園飲みは減ったが、根気強く注意喚起を続けたい」と説明を受けた。

 市は「BE KOBE」モニュメントのライトアップを休止するなど、人の流れの抑制を図るという。久元市長は「密にならずに利用してもらうことは問題ないので、マナーを守ってもらえるように、県と市もよく連携して啓発していきたい」と話した。(井上太郎)

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