今年6月から解体工事が始まった「世界平和大観音像」(通称)=兵庫県淡路市釜口=を北側から拝んでいると、ありがたい光景が現れた。大阪湾を見下ろす丘に立つ高さ約100メートルの観音像。沖合の関西国際空港に向けて、高度を下げる航空機の光跡が“ちょうどいい高さ”で重なる様子は、まるで額から光線を出しているよう。
像は1982年に地元出身の男性が建立。相続者の死去、閉鎖を経て外壁に崩落など痛みが目立つことから国有化され、解体が決まった。10月には足場を組み始める予定。(中西幸大)
今年6月から解体工事が始まった「世界平和大観音像」(通称)=兵庫県淡路市釜口=を北側から拝んでいると、ありがたい光景が現れた。大阪湾を見下ろす丘に立つ高さ約100メートルの観音像。沖合の関西国際空港に向けて、高度を下げる航空機の光跡が“ちょうどいい高さ”で重なる様子は、まるで額から光線を出しているよう。
像は1982年に地元出身の男性が建立。相続者の死去、閉鎖を経て外壁に崩落など痛みが目立つことから国有化され、解体が決まった。10月には足場を組み始める予定。(中西幸大)