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コロナの対策本部会議であいさつする斎藤元彦・兵庫県知事=28日午後、神戸市中央区、県災害対策センター(撮影・小谷千穂)
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コロナの対策本部会議であいさつする斎藤元彦・兵庫県知事=28日午後、神戸市中央区、県災害対策センター(撮影・小谷千穂)

 緊急事態宣言が今月末の期限で解除される兵庫県。県は10月1日から時短要請などについて、県内全域で同じ対応を求めるが、感染状況は地域差が大きい。

 地域別で1週間の人口10万人当たり新規感染者数(9月21~27日)をみると、阪神、東播磨が「ステージ4(爆発的感染拡大=25人以上)」と目立つ。一方、但馬、淡路は1桁にとどまり、地域間の差は最大10倍以上になる。

 県全体では8月下旬、10万人当たりの新規感染者(1週間)が120人台とピークを迎えたが、今月21~27日は約6分の1の20・6人と前週比で4割以上減少。「ステージ3(感染急増=15人以上)」となった。

 政令・中核市では明石市が最多の30・3人、西宮市は29・5人、尼崎市は28・3人と僅差で続き、ステージ4のままとなっている。

 ほかに神戸、姫路市は前週から半減の20人前後で、ステージ4を脱した。

 明石市を除く東播磨は25・8人で、ステージ4。増えたのは阪神北のみで20人超。両地域と政令・中核市、芦屋市の計15市町は8月前半の「まん延防止等重点措置」の措置区域に当たり、いずれもほぼステージ3以上となった。

 最も少ないのは但馬で、10万人当たり2・5人と阪神南、東播磨の10分の1以下。続いて、淡路の4・7人、西播磨の6・8人となっている。(井川朋宏)

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