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 新型コロナウイルス感染「第5波」の緊急事態宣言が1日、解除された兵庫県。8月2日からの「まん延防止等重点措置」を含めると2カ月ぶりの全面解除となる。ただ9月30日時点で、人口10万人当たり新規感染者数(直近1週間)は15・9人と、第3波や第4波の宣言解除時の感染者数よりも4倍以上高く、県は対策の継続を呼び掛ける。

 県内の人口10万人当たりの感染者数(同)は、第3波での宣言が解除された2月28日は2・9人、第4波の宣言が解除された6月20日は3・8人まで下がった。今回の第5波は宣言期間序盤の8月下旬、過去最多の120人台まで膨らみ、9月に入って激減。だが同月30日で15・9人といまだ「ステージ3(感染急増=15人以上)」相当で推移する。

 入院できる患者の割合「入院率」も26・9%で、解除時としては最も厳しい水準。第5波では病床を大幅に拡大するとともに、自宅療養や宿泊療養を活用した影響があるとみられる。

 一方、病床使用率をみると、全入院患者は27・2%、重症者は22・5%で、病床の逼迫(ひっぱく)は目立たないがいずれもステージ3の基準を脱していない。(井川朋宏)

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