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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5
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兵庫県議会の議場=2019年6月19日、神戸市中央区下山手通5

 兵庫県議会は5日、本会議を開き、新型コロナウイルスの入院病床確保や宿泊施設支援の旅行キャンペーンを柱とした総額1577億8500万円の補正予算案をはじめ、斎藤元彦知事の退職手当を5割、給料と期末手当を3割削減する条例案など23件を可決、同意した。

 旅行キャンペーンは県内のワクチン接種率(2回目)が60%以上となる今月内に始める。県内ツアーなどの割引のため1人最大5千円を補助。宿泊者には同2千円分のクーポン券を配る。若者のワクチン接種率向上に向けては、2回接種した18歳以上の県内在住・在学の大学生らに県の公式オンラインショップなどで使える2千円相当のポイントを用意する。

 知事の報酬削減は斎藤知事が知事選の公約で掲げていた。条例によって斎藤知事の任期に限り、副知事の報酬も削減される。11月から、給料は知事が月額93万8千円、副知事が89万2500円となる。1期4年務めた際の退職手当は知事が約2千万円、副知事が約1800万円。人事案件では、教育長に西上三鶴氏(62)を、教育委員会委員に空地顕一・県医師会長(65)を再任。公害審査会委員15人のうち7人を新任、8人を再任した。(金 旻革)

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