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投票所運営 大学生が担う <まる撮り・衆院選2>#私たちの選挙

2021/10/23 14:18

 「投票のご案内はお持ちですか」。あどけなさの残る係員が、差し出された通知書を手元の名簿と照らし合わせる。隣で投票用紙を交付する係員もまた若い。

 神戸市外国語大(同市西区)に設けられた衆院選と同市長選の期日前投票所。23日限定で同大の学生らが運営した。

 市選挙管理委員会が、若年層に足を運んでもらいやすい雰囲気づくりのため初めて企画。学内公募に応じた7人が受け付けや案内などを担った。

 7月の兵庫県知事選で、神戸市の抽出調査による投票率は、20歳が19・73%、21~24歳が20・34%と全体(40・5%)の半分程度にとどまった。英米学科4年の女子学生(22)は「気持ちよく投票してもらえるよう心がけます」と話した。(吉田敦史)

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 コロナ禍の苦境が続く有権者、支持を求めて駆け回る候補者…。それぞれの衆院選にレンズを向けた。

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