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 国登録有形文化財で、日本最古の近代河川トンネル「湊川隧道(ずいどう)」(神戸市兵庫区)にちなんだ「トンネルサミットinひょうご」が11月21日、神戸アートビレッジセンター(同区新開地5)で開かれる。基調講演のほか、各地で廃鉱など近代遺産の保存・活用に取り組む団体によるパネルディスカッションがある。

 湊川隧道は1901(明治34)年に完成した。氾濫を繰り返す旧湊川の流路を付け替えるため、会下山の地下を手作業で約600メートル掘削。アーチ型の内部断面は幅7・3メートル、高さ7・6メートルあり、約450万個のレンガが使用された。

 サミットは完成120年、一般公開20年を記念し、兵庫県が主催。基調講演では、田辺眞人・園田学園女子大学名誉教授が「オリンピックと湊川の付け替え」と題して話す。続いて、湊川隧道保存友の会の前畑温子さん、NPO法人神岡・町づくりネットワークの田口由加子さんらが「地域の宝とするために」をテーマに意見交換する。

 午後1時から。参加無料。11月12日までに県のホームページ・専用フォームなどから申し込む。140人(先着順)。県神戸県民センター神戸土木事務所TEL078・737・2382

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