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初競りの1匹目を20万円で落札した植村良輔さん(右)=6日午後、兵庫県新温泉町芦屋、浜坂漁港
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初競りの1匹目を20万円で落札した植村良輔さん(右)=6日午後、兵庫県新温泉町芦屋、浜坂漁港

 冬の味覚を代表するズワイガニ漁が6日、山陰沖の日本海で解禁され、兵庫・但馬の各漁港で水揚げされた雄の松葉ガニや雌のセコガニが初競りにかけられた。兵庫県新温泉町の浜坂漁港では、今季1匹目が20万円で落札され、初日の最高値は1匹25万円だった。

 同町の浜坂、諸寄両漁港からは5日深夜、沖合底引き網漁船計13隻が出港した。うち1隻の「大和丸」は沖合約15キロの漁場(水深約240メートル)で網を入れ、赤褐色のカニを次々と漁獲。6日午前11時ごろに水揚げのためいったん帰港した。

 正午からの初競りでは、神戸市中央区で日本料理店を営む植村良輔さん(45)が1匹目の1・5キロの松葉ガニを20万円で落札。昨年も250万円で落札した但馬産松葉ガニのファンで、関東の知人に贈るという。

 漁期はセコガニが12月末、松葉ガニが来年3月20日まで。(末吉佳希、金海隆至)

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