紅葉シーズンには4万人以上が訪れる「最上山(さいじょうさん)公園もみじ山」(兵庫県宍粟市山崎町元山崎)で、約3千本の木々が鮮やかに色づき始めた。旧城下町の街並みを見渡す高台で、遊歩道沿いに植えられた広葉樹が間もなく見頃を迎える。(大山伸一郎)
揖保川、千種川上流部の渓谷や高原など多くの紅葉スポットを抱える同市。中でも江戸期から名所として知られた最上山周辺は約30年前に再整備され、ここ数年は旅行情報誌のランキングでも上位に入るなど知名度が上昇し、来場者も増加している。
近くの商店街で催していた恒例の「もみじ祭り」は新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて中止となったが、13日から28日までの午後6~9時、ライトアップを実施する。期間中は近隣に設ける駐車場(協力金500円)が利用できる。
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