新型コロナウイルスワクチンの3回目高齢者接種では、日時や場所を指定する方式を採用する市町が、神戸市以外でも増える見込みだ。1、2回目は兵庫県内の大半の市町が電話やインターネットによる予約方式だったが、電話が殺到して混乱した市町が多く、伊丹市や豊岡市などが新たに指定方式の導入を検討する。ただ、どれだけの人が接種を希望するか分からない中、場合によってはワクチン廃棄が増える懸念もある。
1、2回目接種では、県内41市町のうち38市町が予約制にした。ところが、インターネットが使えない高齢者も多い中、予約の受け付けが始まると、コールセンターに電話が殺到。電話がつながらないため庁舎に詰めかける高齢者も続出した。
当初から日時などの指定方式を採用していたのは宍粟、福崎、佐用の3市町。宍粟市では事前に意向調査を実施し、接種希望者に日時や場所を割り当てた。日時の変更や接種希望の変更などには電話で対応した。
担当者は「接種開始は遅れたが、他市町で予約が取れない中、住民には接種できる安心感があったのではないか」と話す。苦情もほぼなかったといい、3回目接種も踏襲する方向で検討している。
一方、伊丹市では1、2回目を予約制にしていたが、コールセンターはパンクしてしまった。そのため高齢者の3回目については接種券とともにアンケートを送付し、接種希望と回答した人には会場と日時を指定して知らせる方向で検討する。担当者は「アンケートを返してもらう手間が増えるが、コールセンターのパンクは防げる」と話す。
豊岡市も高齢者には、日時指定方式に変える方向だが、伊丹市のような事前調査は困難とする。「遠くに住む子どもらに相談する高齢者もおり、返信する手間を増やすのは難しい」と担当者。現時点では全員に日時と場所を割り当てる予定だが、連絡がないまま対象者が会場に来なければ、ワクチンの廃棄につながる恐れもあるため、コールセンターへのキャンセルや変更の連絡を呼び掛けることになるという。
姫路市も集団接種を受けた高齢者に日時や場所を指定する方式の導入を検討。一方で、200以上の医療機関での個別接種が中心になる尼崎市は「前回と違って2回目の枠を用意しなくてよく、段階的に接種対象になるため、予約は取りやすくなるはず」とし、予約方式を変えない方向という。(高田康夫)
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