神戸大学出身の太田光海(あきみ)監督(32)が、エクアドル南部の熱帯雨林に単身住み込み、先住民・シュアール族の姿を追ったドキュメンタリー映画「カナルタ 螺旋(らせん)状の夢」が、20日から神戸市中央区の元町映画館で公開される。太田監督は映像作家と文化人類学者の顔を持ち、本作が初の監督作品となった。
太田監督は東京都出身。神戸大学国際文化学部を卒業後、フランスで人類学を学び、英国・マンチェスター大学で「映像人類学」の博士号を取得。5カ国語を流ちょうに操る。
アマゾンに興味を持ったのは東日本大震災と福島の原発事故という。「人間社会の成り立ちを深く問い」続けてきた。
本作では変化の激しい現代文明とは対照的に、独自の世界観と生活を維持するシュアール族の集落に住み込み、カメラを回した。「いかに自分が住む土地とのつながりを失っているかに気づいた。自給自足で土地とともに生きる彼らに学んだことは大きい」
むせかえるような緑濃い森。天空から突然、たたきつけるように降りだす大粒の雨。見上げる精悍(せいかん)な顔つきの男性はこの秘境に暮らすセバスティアンだ。妻のパストーラは生活の糧を得るために森に分け入る村人たちのため、大量の口かみ酒を造る。原生林を歩き、毒蛇から身を守り、火をおこし、食用と薬用の植物を見分ける-。
映像にはナレーションをつけず「文字化できないものの表現にこだわった」と太田監督。「自然は未知だと受け入れ、シンプルに生きる彼ら。物質文明の自然との距離感を実感した」と話す。
ドキュメンタリー映画「カナルタ 螺旋状の夢」は20日~12月3日、元町映画館で公開。27日には太田監督と神戸大学大学院国際文化学研究科・小笠原博毅教授とのトークショーを午前10時半の回終了後に開催予定。元町映画館TEL078・366・2636
(鈴木久仁子)
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